2024年度高1&高2イギリス研修 その14

2024.08.03

  • イギリス研修

おはようございます。最終日です。生徒たちもイギリスでのホストファミリーとの生活や、ここの気候にもすっかり馴染んできました。というところでの帰国の日を迎えており、残念そうにしている生徒も少なからずいます。(日本では連日危険な暑さが続いているというニュースが、ここにいると実感として湧いてきません…。モーバンは朝は肌寒いくらいに涼しく、日が出て風が吹くと本当に心地よいです。)

さて、今日は昨日行われた修了式、スピーチ、フェアウェルパーティーの様子を一気にご紹介することにします。まず、全ての授業が終わってからホールに移動して行われた修了式の様子です。ヘザー先生、エリザベス先生、デイビッド先生のそれぞれから1人ずつ修了証書が渡され、さらに各クラスで優秀だった生徒や、最も成長した生徒の表彰も行われました。

最後は先生に花束を渡しました。

そして、今回海城生を手伝ってくれた英国人の学生たちです。

一緒にフットボールやバスケをしたりするところから始まり、動画を見たり、他愛のないいたずらをし合ったり、というところまで仲良くなれた生徒もいました。

これはリハーサルでの1コマ。バイオリンの弾き方を教えて、You are talented!とか言って褒めています。

最後は、クラスごとに記念撮影。

ヘザー先生クラス。

エリザベス先生クラス。

デイビッド先生クラス。

さあ、修了式も終わり、いよいよスピーチが始まります。

日本のお菓子の包装を実際に見せて、プラスチックがいかに多く日本で使われているか、という話。そしてお菓子はスピーチをしながら食べる。

この写真はツチノコ。日本と英国のモンスターの違い、というテーマでした。フランケンシュタインやトトロも出てきて、ホストファミリーの子どもたちも楽しんでいた発表でした。

スライドに写っているのは何かわかりますか。そう、日本と英国のトイレの違いについてのスピーチ。「ボタンを押すとスティックが出てきます」と言って動画を再生した時、どよめきとともに、Oh my goodness…という声が。

日本と英国の学校のカリキュラムや先生の働き方の違いについて。日本の教員はストライキも認められていないし働きすぎだ、という内容のところでなんとなく視線を感じて…

もちろん生徒も頑張っていましたが、それを聞いていたホストファミリーの温かい雰囲気がとても良かったです。いっぱい反応してくれて、終わった後も”Well done!”と言ってくれたり、優しいホストファミリーの皆さんでした。

こうしてスピーチが無事に終わり、フェアウェルパーティーが始まりました。

最初の演目はカラテ。これにはオーディエンスも釘付けです。キレのある動きがかっこいい。後ろで真似している子どもたちもいました。

クイズ。観客参加型で、盛り上がりましたね。「次の写真のうち日本で撮られたものはどれ?」という問題で、答えが「東京ドイツ村」の写真、という問題の正解者は2人だけでした。これが最も難しかったみたいです。

二人羽織。言葉で説明すると難しいですが、見てすぐに分かるゲームなので、これも盛り上がりました。

ホストファミリーにも挑戦してもらいます。結果はホストファミリーチームの勝ち。うまくスナックを食べられた瞬間は拍手が起こりました。

気配斬り。目隠しをした状態で、相手を新聞紙を丸めた棒で叩くことができるか、というゲームです。

英国人の学生たちにも参加してもらい、綺麗に勝負が決まった瞬間。

スピーチ同様、ここでもオーディエンスのホストファミリーの皆さんはとても温かかったです。

そしてエルガー(モーバン近くの出身です)によってアレンジされたGod Save the Kingのバイオリンとピアノと素晴らしい歌声の披露、最後に全員で「翼をください」、エド・シーランの “Celestial”(高1も高2も1学期の英語の授業で歌いました)、校歌の演奏をしました。

そして、Thank You Cardをホストファミリーにそれぞれ渡し、司会のH君のノリノリの挨拶で終了しました。

Malvern is wonderful!!みたいなことを言いつつ、ここでの経験も交えて、楽しくスピーチしてくれました。

ということで、最後の日も盛りだくさんでしたが、一気にご紹介しました。さあ、これから24時間以上かけて成田に帰ります。もうそろそろ出ないと…。最後まで気を抜かずに、安全に帰国したいと思います。

さて、現地からのご報告はこれで最後です。帰国後に最後のご報告をして終了ということにしたいと思います。ここまでどうもありがとうございました。では日本でまたお会いしましょう!Cheers!